主催:日本医学物理士会
共催:国立がん研究センター研究開発費
   「高精度放射線治療の実施体制の確立と医療安全に関する研究, 課題番号:2022-A-18」

 本セミナーは、放射線治療におけるリスク分析導入の支援と普及を目的としたセミナーです。従来の品質管理に加えてリスク分析を導入することにより、エラーに対して強固な治療体制と放射線治療プロセス全体での業務改善につながります。
 セミナーは演習形式となっており、ご自身の施設のリスク分析を簡単に行って頂きます。セミナーで使用したリスク分析シートは受講後も続けて使って頂けるようになっています。この機会に自施設の品質管理をより良いものにしませんか?
 多くの人が参加しやすいように、平日の業務終了後 2時間程度で行います。本セミナーは無料で開催いたしますので多数のご参加お待ちしております。

(1)実施日:
2024年6月17日(月)18:00 ~ 20:00
 テーマ:乳房温存療法
(2)参加対象者:
放射線治療の医療安全、品質管理に従事するもの
(3)募集人員:
20名程度
(4)参加費:
無料
(5)単位:
なし
(6)申込方法:
以下のフォームよりお申し込みください。
本セミナーは定員に達しました。

(7)その他:
放射線治療にリスク分析の導入を支援するためのガイドラインAAPM TG-100の和訳はこちらから ダウンロードできます。
<日本放射線腫瘍学会 「医療安全」に役立つ資料>
https://www.jastro.or.jp/medicalpersonnel/safety/cat4/

【備 考】
・本セミナーで得られました解析結果については、今後のリスク分析の普及のための教材や関連学会、研究報告、論文発表等をさせて頂く予定です。当該目的範囲内で利用し、いかなる場合も施設および個人の情報が特定される形で公開されることはありません。データ提供が難しい場合でも参加可能です。
・ ご不明な点、お申込み、講義に関する質問については下記フォームズに投稿してください。
・ お申し込み後に、やむを得ぬ事情でセミナーを欠席される場合は、必ず下記フォームズでご連絡ください。ご連絡なく欠席された場合、以後の当会主催セミナーへのご参加をお断りする場合があります。

問い合わせ・ご連絡用フォームズ
https://ws.formzu.net/fgen/S91138888/

    プログラム

    当日はzoom配信で行います。
    時間 プログラム 講師
    17:45 開場  
    18:00-18:25 リスク分析とAAPM TG-100の概要 京都第二赤十字病院
    西岡史絵
    +
    スタッフ
    18:25-18:30 演習の説明
    18:30-18:50 演習:故障モードの洗い出し
    18:50-19:20 演習:FMEAによるリスク分析
    (発生頻度、影響度、検出難易度の定量評価)
    19:20-19:55 演習:高リスク事象に対する対策の検討
    19:55-20:00 まとめ