主催:一般財団法人 日本医学物理士会
共催:国立がん研究センター研究開発費
「高精度放射線治療の実施体制の確立と医療安全に関する研究,課題番号:2025-A-12」
本セミナーは、放射線治療におけるリスク分析導入の支援と普及を目的としたセミナーです。従来の品質管理に加えてリスク分析を導入することにより、エラーに対して強固な治療体制と放射線治療プロセス全体での業務改善につながります。
このセミナーはFMEA初心者のための基礎編となっております。演習形式で参加者がFMEAに沿ってテーマに関するリスクを考えていくことで、リスク分析を体験していただきます。リスク分析が気になっているけれどなかなか最初の一歩が踏み出せない方、放射線治療のリスクについて他施設の方に相談したり一緒に考えたい方は、この機会にぜひご参加ください。
多くの人が参加しやすいように、平日の業務終了後 2時間程度で行います。本セミナーは無料で開催いたしますので多数のご参加お待ちしております。
- (1)申込期間:
- 2025年8月5日(火)~ 8月21日(水)正午
- (2)実施日:
- 2025年8月27日(水)18:00 ~ 20:00
- (3)テーマ:
- IMRT
- (4)参加対象者:
- 放射線治療の医療安全、品質管理に従事する方
- (5)募集人員:
- 20名程度(先着順ではありません。)
- (6)参加費:
- 無料
- (7)単位:
- なし
- (8)申込方法:
- 以下のフォームよりお申し込みください。
こちら
- (9)その他:
- 演習にパソコンを使いますので、パソコンでの受講を推奨致します。
- (10)資料:
- 放射線治療にリスク分析の導入を支援するための資料やガイドラインとAAPM TG-100の和訳はこちらからダウンロードできます。
・日本医学物理士会 医療安全委員会 リスク分析導入のための支援と普及活動
・日本放射線腫瘍学会 「医療安全」に役立つ資料 AAPM TG-100和訳
【備 考】
・応募が定員を超過した場合は、受講申込アンケートの内容に基づき選定させていただきます。
・参加の可否については、8月22日(金)にお知らせいたします。
・ご不明な点、お申込み、講義に関する質問については下記フォームに投稿してください。
・本セミナーで得られました解析結果については、今後のリスク分析の普及のための教材や関連学会、研究報告、論文発表等をさせて頂く予定です。当該目的範囲内で利用し、いかなる場合も施設および個人の情報が特定される形で公開されることはありません。データ提供が難しい場合でも参加可能です。
・お申し込み後に、やむを得ぬ事情でセミナーを欠席される場合は、必ず下記フォームでご連絡ください。ご連絡なく欠席された場合、以後の当会主催セミナーへのご参加をお断りする場合があります。
問い合わせ・ご連絡用フォーム
https://ws.formzu.net/fgen/S91138888/
プログラム
時間 | プログラム | 講師 |
---|---|---|
17:45 | 開場 | |
18:00-18:25 | リスク分析とAAPM TG-100の概要 | 溝口 明日実 先生 (久留米大学病院) + スタッフ |
18:25-18:30 | 演習の説明 | |
18:30-18:50 | 演習:故障モードの洗い出し | |
18:50-19:20 | 演習:FMEAによるリスク分析 (発生頻度、影響度、検出難易度の評価) | |
19:20-19:55 | 演習:高リスク事象に対する対策の検討 | |
19:55-20:00 | まとめ |