主催: 一般財団法人 日本医学物理士会
共催:国立がん研究センター研究開発費
安全で効果的な質の高い放射線治療の実施体制確立のための基盤研究
主任研究者 国立がん研究センター中央病院 中山優子 課題番号30-A-14
協賛:株式会社バリアンメディカルシステムズ

日本医学物理士会では、SBRT治療計画実習講習会,下記の通り開催致します。

体幹部定位放射線治療(SBRT)の臨床導入施設,実施症例数が年々増加しています。治療計画においては,アイソセンタ処方,D95%処方,辺縁線量処方など様々な線量処方法や4DCTなどが利用されるようになり,どのように利用すれば良いのか悩ましく思う場合があります。

今回は,診療で数多くのSBRT治療計画を手掛ける第一線の物理士の先生を講師にお招きし,肺がんSBRTを対象とした治療計画実習講習会を企画しました。また、参加者から事前質問を収集し講師の先生に回答頂く時間も設けました。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

(1)日時:
平成30年12月15日(土)
(2)場所:
バリアンメディカルシステムズ エデュケーションセンター
〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町5-1 兜町第一平和ビル6階
東京メトロ東西線・日比谷線「茅場町駅」11番出口より徒歩2分
東京メトロ東西線・銀座線,都営浅草線「日本橋駅」D2番出口より徒歩5分
(3)参加対象者:
診療業務でSBRT治療計画を実施する必要のある医学物理士,放射線技師,医師等
Eclipseの基本操作(MLCを用いた3DCRT治療計画)ができる方
【注意】本講習会は,Eclipse Version 13を使用した実習になります
(4)募集人員:
20名
先着順ではありません。
受講希望者多数の場合、参加申込時のアンケート結果を参考に受講者選定させて頂きます。
(5)参加費:
日本医学物理士会 正会員・準会員 10,000円 / 非会員 25,000円 (事前振込み)
【注意】講習会参加の申込み時点で会員・準会員であることが適用条件となります
日本医学物理学会(JSMP)とは異なります。お間違いのないようお願い致します
(6)単位:
医学物理士認定の業績評価点5点(コードE2)が付与されます
(7)申込方法:
右記URLよりお申し込みください。 申し込みURL: https://bit.ly/2At7Qvz
(8)申込受付締切:
平成30年11月14日(水)
(9)受講者決定通知:
平成30年11月16日(金)

(10)プログラム:

  12 月 15 日(土)
時間 内容 講師
9:30-9:55 受付  
9:55-10:00 開会挨拶・施設利用上の注意等 黒岡将彦
(日本医学物理士会理事)
10:00-12:00 SBRT 治療計画実習1
途中,以下の Short Lecture があります。
・ SBRT 治療計画手順
・ ビームアレンジ方法
・ 照射エネルギーによる違い
中村光宏
(京都大学大学院医学研究科)
秋元麻未
(倉敷中央病院)
遠山尚紀
(東京ベイ先端医療・幕張クリニック)
黒岡将彦
(神奈川県立がんセンター)
12:00-13:00 昼食(※1)  
13:00-16:30 SBRT 治療計画実習2
途中,以下の Short Lecture があります。
・ 計算アルゴリズムによる違い
・ 線量計算用画像による違い
・ 線量処方法
・ 4DCT 画像の利用方法
・ 呼吸同期幅の決定
・ 呼吸性移動対策
・ 3DCRT と VMAT の違い
(適宜休憩)
中村光宏, 秋元麻未,
遠山尚紀, 黒岡将彦
16:30-17:00 SBRT Q&A(※2) 中村光宏, 秋元麻未,
遠山尚紀, 黒岡将彦
17:00 閉会の挨拶 黒岡将彦
(日本医学物理士会理事)
17:30- 情報交換会(※3)  

※1:昼食はお弁当とお茶をご用意致します。
※2:受講者から事前に質問事項を集めて,講師がその質問に回答する形式を予定しています。
※3:会費制ですが,講師,他施設の方々との交流を深めるためにも,是非ご参加下さい。

【備 考】
・ 宿泊については各自でご手配下さい。
・ 本講習会は、治療計画中心の内容であり、輪郭描出,処方線量の良否に関する内容は含みません。
・ ご不明な点は日本医学物理士会ヘルプデスクe-mail(jcmp-desk@bunken.co.jp)にご連絡下さい。

2018年度 講習会等の開催予定

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