主催:一般財団法人 日本医学物理士会
共催:国立がん研究センター研究開発費「高精度放射線治療の実施体制の確立と医療安全に関する研究 課題番号:2022-A-18」
本セミナーは,放射線治療におけるリスク分析導入の支援と普及を目指したセミナーです.従来の品質管理に加え,リスク分析を導入することによりエラーに対して強固な治療体制と放射線治療プロセス全体での業務改善につながります.多くの人が参加しやすいように,平日の業務終了後 2時間程度の実習形式のセミナーとなっています.なお,リスク分析の入門動画についてはセミナー参加の有無に関わらず無料で公開しております.参加予定のかたは事前に動画を視聴しておいてください.参加できない方においても,リスク分析の入門として参考にしてください.本セミナーは無料で開催いたしますので多数のご参加お待ちしております.また,セミナーの時間数の関係で医学物理士会主催の講習会認定(コードE1, E2)には該当しませんのでご注意ください.ただし,放射線治療品質管理機構のカテゴリ2の単位は認められています(1回開催あたり0.2単位).
- (1)リスク分析入門の無料動画:
- リスク分析入門(TG100 総論&演習)はこちらのページから受講できます(「こちら」をクリックください).
- (2)実施日:
- 第1回 2022年11月24日(木)18:00 ~ 20:00 テーマ:ビームデータ測定
- 第2回 2022年12月15日(木)18:00 ~ 20:00 テーマ:放射線治療装置
- 第3回 2023年1月19日 (木)18:00 ~ 20:00 テーマ:画像照合装置
- 第4回 2023年2月16日 (木)18:00 ~ 20:00 テーマ:放射線治療計画装置
- 第5回 2023年3月16日 (木)18:00 ~ 20:00 テーマ:小線源治療装置
- 第6回 2023年4月27日 (木)18:00 ~ 20:00 テーマ:MR画像誘導放射線治療装置
- (3)参加対象者:
- 放射線治療の医療安全、品質管理に従事するもの
- (4)募集人員:
- 各回20名程度
- (5)参加費:
- 無料
- (6)単位:
- 医学物理士会主催の講習会認定(コードE1, E2)には該当しません.
放射線治療品質管理機構 カテゴリ2 1回開催あたり0.2 単位 - (7)申込方法:
お申し込み期限は開催日の 1 週間前 です。
- (8)その他:
- 演習形式のセミナーです.参加者には事前に作業工程(プロセスマップ)の作成をお願いする予定です.ご用意できていない場合でも,こちらで用意したものを当日使用させていただきますので安心してご参加いただけます.
AAPM TG-100の和訳についてはこちらからダウンロードできます.
<日本放射線腫瘍学会 「医療安全」に役立つ資料>
https://www.jastro.or.jp/medicalpersonnel/safety/cat4/
【備 考】
・本セミナーで得られました解析結果については,今後のリスク分析の普及のための教材や関連学会,研究報告、論文発表等をさせて頂く予定です.当該目的範囲内で利用し、いかなる場合も施設および個人の情報が特定される形で公開されることはありません.データ提供が難しい場合でも参加可能です.
・ご不明な点、お申込み、講義に関する質問については下記フォームズに投稿してください.
・お申し込み後に、やむを得ぬ事情でセミナーを欠席される場合は、必ず下記フォームズでご連絡ください。ご連絡なく欠席された場合、以後の当会主催セミナーへのご参加をお断りする場合があります。
問い合わせ・ご連絡用フォームズ
https://ws.formzu.net/fgen/S86641140/
2022年度放射線治療リスク分析入門 Webセミナー
プログラム
当日はzoom配信をします。時間 | プログラム | 講師 |
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17:40 | 開場 | |
18:00-18:20 | 本セミナーの目的とAAPM TG-100の概要 | テーマ毎の担当者 |
18:20-18:25 | 演習の説明 | 全員 |
18:25-18:40 | 演習:故障モードの洗い出し | |
18:40-19:05 | 演習:FMEAによるリスク分析 (発生頻度、影響度、検出難易度の定量評価) |
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19:05-19:20 | 演習:高リスク事象に対する対策の検討 | |
19:20-20:00 | 参加者からの発表とディスカッション |