主催:一般財団法人 日本医学物理士会
共催:国立がん研究センター研究開発費
「高精度放射線治療の実施体制の確立と医療安全に関する研究,課題番号:2025-A-12」
本セミナーは、放射線治療におけるリスク分析導入の支援と普及を目的としたセミナーです。従来の品質管理に加えてリスク分析を導入することにより、エラーに対して強固な治療体制と放射線治療プロセス全体での業務改善につながります。
このセミナーはFMEA経験者のための実践編となっております。実践編ではより本格的にAAPM-TG-100に基づいたリスク分析を学ぶための講義と実習を行います。リスク分析は多職種によるチームで行う事が推奨されており、チームで行う際の要点やリーダーがなすべき事にフォーカスしたものとなっています。本セミナーはテーマに関するリスクを話し合う場ではなく、特に多職種・複数名で行うリスク分析の技術の習得を目的としています。
多くの人が参加しやすいように、平日の業務終了後 2時間程度で行います。本セミナーは無料で開催いたしますので多数のご参加お待ちしております。
- (1)申込期間:
- 2025年10月27日(月)~ 11月14日(金)正午
- (2)実施日:
- 2025年11月21日(金)18:00 ~ 20:00
- (3)テーマ:
- AAPM-TG-100に基づいたリスク分析
- (4)参加対象者:
- これまでリスク分析の演習型セミナーを受けたことがある方、もしくはFMEA経験のある方,放射線品質マネジメント(インシデントやエラーの分析)の経験者
(プロセスマップやFMEAの基礎知識を前提として講義を行います。) - (5)募集人員:
- 20名程度
- (6)参加費:
- 無料
- (7)単位:
- なし
- (8)申込方法:
- 以下のフォームよりお申し込みください。
こちら
- (9)その他:
- ・演習にパソコンを使いますので、パソコンでの受講を推奨致します。
- (10)資料:
- 放射線治療にリスク分析の導入を支援するための資料やガイドラインとAAPM TG-100の和訳はこちらからダウンロードできます。
・日本医学物理士会 医療安全委員会 リスク分析導入のための支援と普及活動
・日本放射線腫瘍学会 「医療安全」に役立つ資料 AAPM TG-100和訳
【備 考】
・本セミナーで得られました解析結果については、今後のリスク分析の普及のための教材や関連学会、研究報告、論文発表等をさせて頂く予定です。当該目的範囲内で利用し、いかなる場合も施設および個人の情報が特定される形で公開されることはありません。データ提供が難しい場合でも参加可能です。
・ご不明な点、お申込み、講義に関する質問については下記フォームに投稿してください。
・お申し込み後に、やむを得ぬ事情でセミナーを欠席される場合は、必ず下記フォームでご連絡ください。ご連絡なく欠席された場合、以後の当会主催セミナーへのご参加をお断りする場合があります。
問い合わせ・ご連絡用フォーム
https://ws.formzu.net/fgen/S91138888/
プログラム
セミナーはzoom配信で行います。| 時間 | プログラム | 講師 |
|---|---|---|
| 17:45 | 開場 | |
| 18:00-18:05 | 挨拶・ワークシート準備の確認 | 西岡 史絵 先生 (京都第二赤十字病院) + 医療安全委員 |
| 18:05-18:30 | 講義(チームで行うリスク分析) | |
| 18:30-18:40 | 演習:基準となる故障モードのスコアリング | |
| 18:40-19:10 | 演習:複数名でのスコアリング | |
| 19:10-19:40 | 演習:フォルトツリー解析 | |
| 19:40-19:55 | 演習:品質管理プログラムの検討 | 19:55-20:00 | まとめ |
